RAG・検索・LLM アプリケーション開発
RAG パイプライン・ベクトル検索・LLM アプリ開発 SDK の横断ハブ。埋め込みモデル・ベクトル DB・Agent フレームワーク・MCP を包括的にカバーする。
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RAG(Retrieval-Augmented Generation)と LLM アプリケーション開発は、AI インフラ(tech-153 配下)の中でも「データ取得 → 推論 → アプリ統合」の接合層を担う。本ハブは埋め込みモデル(tech-001 BGE-M3)・ベクトルデータベース(tech-002 Qdrant)・LLM SDK フレームワーク(tech-72)を束ね、このサブツリーのナビゲーション起点として機能する。
RAG パイプラインの構成要素
RAG は「検索フェーズ」と「生成フェーズ」の 2 段構成で動く。検索フェーズはクエリを埋め込みベクトルに変換し、ベクトル DB を問い合わせて上位 k 件のドキュメントを取得する。生成フェーズは取得したコンテキストを LLM プロンプトに注入し、幻覚(hallucination)を抑えた回答を生成する。
実装上の重要な判断点は「ハイブリッド検索」の採用有無である。Dense(意味)検索だけでは固有名詞や専門用語の完全一致が弱い。Sparse(BM25 / SPLADE)と組み合わせることで精度が上がる。Qdrant は複数ベクトルヘッドとペイロードフィルタを 1 回のクエリで処理できるため、外部マージ不要でハイブリッド検索を実現できる(詳細 → tech-002)。
埋め込みモデル — BGE-M3
BGE-M3(tech-001)は BAAI が開発した多言語埋め込みモデルで、Dense・Sparse・ColBERT の 3 モードを 1 モデルで出力する。100 言語以上に対応し、日英混在コーパスでも高精度な検索が可能。セルフホスト環境では「複数モデルを並走させる」コストを回避できる唯一の実用解として重要度が高い。
情報カットオフ ~2025-08、confidence: medium 固定。BGE-M3 のリリース後の改訂版・後継モデルについては 2026-06-14 時点で外部検証ができていない。
ベクトルデータベース — Qdrant
Qdrant(tech-002)はベクトル検索に特化した OSS データベース。1 ポイントに複数の名前付きベクトルを持てる設計と、ペイロードフィルタの高速評価が特長。RAG スタックでは埋め込みの格納・ANN インデックス・スコアリング・フィルタリングをすべて Qdrant 内で完結させることができ、アプリ側のロジックを簡素に保てる。
LLM SDK アプリケーション開発
tech-72 は Anthropic SDK・OpenAI SDK・LangChain・LangGraph・MCP 等の主要フレームワークを横断的に整理した記事。公式 SDK によるシンプルな呼び出しから、Agent ループ・Tool Use・構造化出力・RAG 統合・観測性まで 10 セクションで網羅する。
このハブ(tech-324)は RAG/検索レイヤー(tech-001, tech-002)とアプリフレームワーク層(tech-72)を束ねる MOC として機能する。各記事の詳細はそれぞれのリンク先を参照。
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