衆議院の選挙
Created: 2026-06-18 Updated:
衆議院の小選挙区比例代表並立制を解説。289 小選挙区・11 ブロック比例代表(拘束名簿式・ドント式)・重複立候補と惜敗率の仕組みを網羅する。
article life ja 衆議院の小選挙区比例代表並立制を解説。289 小選挙区・11 ブロック比例代表(拘束名簿式・ドント式)・重複立候補と惜敗率の仕組みを網羅する。衆議院の選挙
衆議院(定数 465)は、小選挙区比例代表並立制を採用する。1994 年の政治改革で中選挙区制から移行し、1996 年選挙から実施された。任期は 4 年だが解散によって短縮されることが多い。
小選挙区制(289 議席)
全国を 289 の選挙区に区分し、各区で最多票を得た 1 人だけが当選する。
特徴と課題
- 大政党に有利:小政党の候補者は当選しにくい。
- 死票が多い:落選候補への票はすべて死票となるため、得票率と議席率が乖離しやすい。
- 政権交代が起きやすい:小さな得票差が議席数に増幅されるため、政権交代の弾みがつく(振り子効果)。
比例代表制(176 議席)
全国を11 ブロック(北海道・東北・北関東・南関東・東京・北陸信越・東海・近畿・中国・四国・九州)に分け、各党の得票数に比例して議席を配分する。
拘束名簿式
衆議院比例代表は拘束名簿式を採用し、各党が候補者の順位をあらかじめ決めた名簿を提出する。有権者は政党名のみを記載し、名簿順位に従って当選者が決まる。
ドント式
議席配分はドント方式(各党の得票数を 1・2・3…と割り、商の大きい順に議席を割り当てる方式)で計算される。大政党にわずかに有利とされる。
重複立候補と惜敗率
小選挙区候補者は比例名簿に重複立候補できる。小選挙区で落選しても、比例代表名簿の順位に従って復活当選が可能である。
同一順位(同順位)の候補者が複数いる場合、惜敗率(自分の小選挙区得票数 ÷ 当選者の得票数 × 100%)の高い候補者が優先的に当選する。これにより、僅差で落選した候補者が比例で復活しやすくなる仕組みである。
情報カットオフについて
情報カットオフ約 2025-08、confidence: medium 固定。選挙区定数の見直し(区割り変更)は公職選挙法改正に従って行われるため、最新の定数は総務省資料を参照されたい。
Backlinks
- has_parts 選挙と政党